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沙羅の花 [花・樹木]

二階の窓から外に目をやると

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沙羅の花が幾つも開いていました。
繁った葉に囲まれて上向きに花をつけるので、下から見ると余り目につきません。

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不思議なことに、花弁一枚だけに薄桃色の班がついています。

つぼみはたくさんありますが一気に咲くことはなく、そこにひとつ、ここにふたつと咲いたかと思うと、すぐにポトンと落ちてしまいます。沙羅双樹の花の色・・・と平家物語で詠まれたように儚い花の命です。


慈雨 [花・樹木]

今日は雨、草木にとっては慈雨です。朝メダカに餌をやりに行くと、ホテイアオイの花が咲いていました。

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葵(あおい)、菫(すみれ)、紅桔梗(べにききょう)、紫陽花(あじさい)、竜胆(りんどう)、藤紫(ふじむらさき)・・・自然を愛でた和の色表現は優しく豊かです。

藤澤バラ園 [花・樹木]

今日は午前中の田植えを済ませた後、朝日トンネルをくぐってつくばの藤澤バラ園に行きました。このバラ園は元つくばの市長をされた方の住まいのお庭を、無料で一般に解放しています。

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正面から

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バラの垣根に挟まれた道を進み

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バラのアーチを入ると

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イングリッシュ・ガーデン風の庭が目の前に広がります。

今は丁度最盛期のようで、
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数知れない種類のバラが庭いっぱいに咲き誇っていました。

【藤澤邸バラ園】
つくば市古来

サツキの挿し木 [花・樹木]

昨年山仲間のYさんのお庭に生えているサツキを頂いて挿し木をしました。根付いたので年明けに地植えにしたら

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枝いっぱいに花をつけました。僅か10cm程の背丈なのに、驚くほどの生命力です。

ウワミズザクラ(上溝桜) [花・樹木]

今日、向かいの空き地の草刈りをしていると、

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カシの木の間から白い花がいくつも顔をのぞかせていました。

図鑑で調べてみると「ウワミズザクラ」と言うのだそうです。一見桜とは程遠い筒状の形をしていますが、

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近づいて良く見ると、房にいっぱいに付いている小さな花が桜のような形をしていました。


名前の由来は古事記にも記されているように、この木を焼いた時に入る溝の具合で吉凶を占った「裏溝」もしくは「卜溝」が変化してウワミズになったと言われています。

ウワミズザクラの若い花穂(熟す前の実)を塩漬けにしたものは杏仁子(アンニンゴ)と呼ばれて、酒の肴や料理のアクセントに使われているそうなので、実がなったら一度試してみようと思います。

ミモザの植え付け [花・樹木]

今年の結婚記念日は、カミさんのリクエストで記念樹としてミモザを植えることにしました。

ミモザの苗はホームセンターなどでもポット植えのものが手に入りますが、ある程度生育が進んだものの方が育てやすいので、二人で知り合いの造園屋さんに行って、写真カタログを見せてもらいました。一般にミモザアカシアには、葉の緑が濃いフサアカシアと、葉の裏が少し銀色がかったギンヨウアカシアがあり、どちらも黄色い花をつける常緑樹ですが、若干寒さに強いというフサアカシアをお願いすることにしました。ミモザは比較的気候の温暖な地方に生育する樹木で、関東で育てるには暖かくなった4月から5月に地植えにするのが良いというのでひと月ほど待ち、その間に植える場所の準備をすることにしました。

我が家の庭は切土の赤土で若干水はけが良くありません。乾燥すると固くなって根を張るのも楽ではありません。

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そこで、先ず直径1m、深さ50cm程の穴を掘り起こし、

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落ち葉で作っておいた腐葉土と、少量の堆肥を混ぜて


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一旦埋め戻します。


若木が来るのを待っているひと月ほどの間に、こうして客土を馴染ませておきます。

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そして今日、頼んでおいた若木が九州から着いたというので、造園屋さんに取りに行きました。幹径が3cm、丈は4m程です。

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しっかりと水決めをして埋め戻した後


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枝を切り戻して葉を間引き、丈も2.5m程に縮めました。移植を嫌うミモザはこのようにした方が活着しやすいと造園屋さんが教えてくれたからです。

この状態でも新芽が出て一年目から花が咲くそうなので、今から楽しみです。

クレマチス [花・樹木]

毎日寒い日が続きます。この時期、木々の花芽はまだ固く閉じて、じっと冬眠状態のようですが、

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今朝花壇を見ると、クレマチスが竹垣に蔓を伸ばして、小さな花をたくさん付けていました。

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ベルのような形をした白い花を咲かせる”ホワイトエンジェル”は中国原産で、その名もウンナンエンシス、雲南地方の名をとったのでしょうか。

彩りの少ないこの時期に、思わぬところで花を見つけると心が和みます。

油桐花 [花・樹木]

先日ご近所のSさんにアブラギリ(油桐)の種を頂きました。実生から育てた木が何度か冬枯れをしていたのですが、昨年ようやく花が咲いて実をつけたそうです。

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その貴重な種をふたつ頂きました。

アブラギリの花は台湾では油桐花(ヨゥトンファ)、別名「五月の雪(ウーユェシュェ)」とも呼ばれています。

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台湾に住んで居た頃、五月に苗栗縣の火炎山に登った時に、初めて「五月の雪」を目にしました。鮮やかな新緑にまじって一面に咲く純白の花が、風に乗って散る様はまるで雪のようでした。

油桐からとれる桐油は防水塗料などに利用されたので、新竹縣や苗栗縣に多く住む客家(ハッカ)の人たちの貴重な収入源でもありました。

アブラギリ・・・油桐花・・・ヨゥトンファ・・・五月雪・・・北埔・内湾・苗栗・・・客家菜・擂(レイ)茶 

アブラギリの種を見て、懐かしく思い出しました。

梨の木 [花・樹木]

梨農園のOさんが事情で梨の木を何本か切ってしまうと聞いて、カミさんが可愛い花を見たいということで頂くことにしました。

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まだ幹の径が5-6cmの若木ですが、根はしっかり張っています。鋸で根切りをして

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我が家のキッチンガーデンの中央に植えました。実を採るには三本仕立てにするのですが、花芽も付いているので、しばらくは自由に枝を張らせようと思っています。

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花壇に目をやると、お隣りのFさんから頂いたサフランが一輪の花をつけていました。サフランの花を見るのは初めてです。

秋桜 [花・樹木]

昨年数本だけ植えたコスモスの種が、腐葉土を作っている落葉の上に散って

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辺り一面に花を咲かせました。

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薄紅


何の手入れもせずにほったらかしていたので、茎が右に左に曲がりくねって

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ちょっと花瓶に入れてみたら、まるで起きぬけの髪のようになってしまいました。
来年はきちんと手をかけて、綺麗なコスモス畑にしようと思っています。

捩花(ネジバナ) [花・樹木]

庭の草取りをしていたら、合歓の木の根元に

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捩花(ネジバナ)を見つけました。
さすが蘭科の植物だけあって、近づいてようく見ると、

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らせん状に続く2-3mm程の花のひとつひとつが、蘭特有の艶やかな姿をしています。


落ちた種が風に運ばれるらしく、毎年思いがけない所に花が咲きます。

ヤマユリ [花・樹木]

南斜面の草刈りをしていたら、木立の陰にヤマユリが大きな花を咲かせていました。

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つい数日前、重い頭を垂れて折れそうになっていたので添え木をした時には、まだ蕾が硬かったのに、この暑さで一気に花開いたようで、檜の間を抜ける風に乗って、甘く濃厚な香りが漂ってきます。

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探してみると、高く生い茂って来た夏草や木々の間に、10本以上ありました。ヤマユリの生育は遅く、発芽から開花まで5年以上かかると言われていますが、私たちがここに住むまで殆ど人が踏み込まなかったので、自然に増えたのでしょう。

今年は自家製のユリネが食べられそうです。




月桂樹の葉 [花・樹木]

今朝、近くに住む陶芸家のIさんのお宅にお邪魔したら、帰り際に

  「丁度月桂樹の枝落としをしたところなので持ってかない?」

と声を掛けてもらいました。

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我が家の庭にもあることにはあるのですが、こちらに来て苗を植えたばかりで背丈はようやく50cmほど、この葉を取ってしまうのは偲びありません。

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大きな枝を2,3本頂いて帰って、虫食いの葉などを落として水で洗い、


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陰干しにしました。


カミさんいわく

  「一年分以上あるわねぇ」

月桂樹の葉を乾燥させたローリエ(ベイリーフ)はブーケガルニなどの香辛料として良く使われますが、クスノキ科の樹木で防虫効果もあり、米櫃に入れたりと色々用途があるのです。

ブルーベリー [花・樹木]

二年前に植えたブルーベリー。できるだけ長く実を楽しもうと、9種類の異なる苗を植えました。昨年は樹勢を強くするために花芽をほとんど全部摘み、今年は4年株になったので味見程度にそれぞれ少しずつ実を成らせました。

我が家で一番早いのは、6月中旬に成熟するサザンハイブッシュ系のオニールです。ブルーベリーは摘んだ後熟成が進まないので、美味しく食べるには樹上で完熟させるのがポイントです。実の裏側の茎の付け根が十分に色付く最後の1,2日で美味しさがグンと増します・・・が、鳥たちも良く知っていて、もう一日待って摘もうと思っていると、次の日には完熟した実だけが無くなっています。

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ここ数日で、同じサザンハイブッシュ系のニューハノーバーが色づき始めました。実が特別に大きく、直径は2cm程もあります。

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ノーザンハイブッシュ系のレガシーと


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ラビットアイ系のブライトウェルは未だ硬いまま。


こちらはそれぞれ7月上旬から下旬が食べごろになります。

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今度は小鳥たちに先を越されないように、防鳥ネットを張りました。あと数年経ってたくさん実がなるようになったら、ネットを張らずに小鳥たちにもわけてあげようと思っています。

ところで、美味しい木イチゴもたくさんなっているのですが、こちらは一向に食べられている気配がありません。トゲがあるのを嫌がっているのでしょうかねぇ。

木イチゴ [花・樹木]

庭の木イチゴが熟してきました。

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透き通った紅色が綺麗です。

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でも、普通のイチゴ摘みのようにはいきません。イバラのトンネルに踏み込み、蜘蛛の巣に引っかかったり、あちこち棘でひっ掻きながら

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ようやく一回目の収穫を終えました。

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甘酸っぱい木イチゴはそのまま食べても美味しいけれど、保存がきかないのでジャムにしました。

 [花・樹木]

昨年の梅雨に

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40個ほどの白加賀梅の実を植えました。

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今日草刈りをしていると、生い茂る雑草に交じって6本の新芽が出ていました。普通梅や桃などの核果類を実生から発芽させるには、果肉から取り出した種を乾燥させないように低温保存し、春になってから地植えにするのですが、樹木に詳しい友人のTさんが「まぁいくつかは芽が出るので大丈夫っすよ」というのを信じて、ずぼらな私は熟した実をそのまま地植えにしたのでした。

芽が出てきたのは多分生命力の強いものですから、良い苗を育てるという意味では却って良い方法かもしれません。

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腰高ほどの背丈だったコナラの苗も、私の背丈ほどになって青々とした葉を茂らせています。土と水と陽光が樹木を生き生きと育てます。

フジ [花・樹木]

昨年の秋に、ちょっとしたご縁で頂いた鉢植えのフジの木を、南の窓近くに地植えにしました。
先日まで硬く閉じていた蕾が、暖かい日差しを受けて次第にネコジャラシのような房に膨らみ、ここ数日で薄紫色の花を咲かせました。

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今朝、窓を開けると「ブーン」という音が聞こえるので覗いてみると、大きなクマンバチが花を渡り歩いて蜜を吸っていました。果樹などの受粉を手伝ってくれる蜂は貴重な存在です。以前は見つけると少し身構えた蜂ですが、八郷に来てからは、「頑張って働いてちょうだいな」と思うようになりました。




木イチゴ [花・樹木]

春の訪れとともに花を咲かせ始めた家の周りの木イチゴ

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よく観ると葉と花の形が違います。

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3cmほどのバラのような花が咲くオオバライチゴ (Rubus crotheacanthus)

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オレンジ色の甘い実をつけるモミジイチゴ (Rubus palmatus)


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そして、一番たくさんの実をつけるニガイチゴ (Rubus microphyllus) は、その名の通り完熟しないと少し苦味が残ります。

どれも可憐な花の後には、美しい色のジャム作りを楽しむことができます。

野の草 [花・樹木]

風が涼しさを運ぶ早朝の散歩道

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昨夕の名残りの待宵草を少し摘んで

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野萱草とともに食卓に置いてみました。
そこだけ幾分日差しが和らいだ気がします。

植樹 [花・樹木]

今日は小学校の生徒さんたちの植樹祭。子供たちが歩きやすいように、生い茂った雑草を刈り取って皆を待ちます。

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昨年植えたユスラウメが甘酸っぱい実をつける間に

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懐かしい顔の子供たちも背丈が随分と伸び、スコップでしっかり土が掘れるようになりました。

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ついでにヒノキの間伐材で鋸を使う練習

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僕は頑張って、こんなにたくさんのコースターを作ったよ

グミ、ブルーベリー、ラズベリー、ユスラウメ、サクランボ、そして今年はヤマモモ・・・子供たちが青年になる頃、きっとここは鳥たちの楽園になっています。

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