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収穫の季節 [野良仕事]

ツクツクボウシが鳴き始めると、

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うるちの稲穂が頭を垂れ、

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赤米もすっくと穂が伸び始めました。


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案山子を立ててスズメを見張り、


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棚田の土手の草を刈って、湧水を止めて田んぼを干しにかかります。後は実りを待つばかり。

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筑波の山麓は、日増しに黄金色が濃くなります。

夏の庭 [季節]

梅雨が明けて、毎日暑い日が続きますね。
この時期、庭に咲いたヤマユリの匂いが、風に乗って漂ってきます。
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今年は幾分茎が細く、大きな花の重みに耐えかねて倒れかかる株が多いようです。

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ブラックベリーも房が熟し始め、

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夏野菜も数日おきの収穫です。




田んぼの雑草取り [野良仕事]

先週関東地方は梅雨に入りました。除草剤を使わない我が家の田んぼには、この時期水草や雑草がどんどん生えて来るので、定期的な除草が欠かせません。

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ところがこれがひと苦労で、泥に足を取られながら手作業で7畝程の田んぼの草取りをすると、カミさんと二人で一週間以上かかります。おまけに稲がある程度育つまで2、3回は繰り返さないといけません。

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そこで今年は「まがもくん」の助けを借りることにしました。といっても生きている鴨ではなく、刈払機の先端に付ける優れものです。

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お陰で1日仕事で済むようになりました。我が家の野良仕事もプチ機械化です。

育苗 [野良仕事]

4月の半ばになって寒さがぶり返して、なかなか目を出さずに気をもませた苗ですが、ようやく3cm程頭を土の上に出しました。

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これから田植えまで2週間ちょっと、しっかり根を張って育ってくれそうです。

今日は風来里馬小屋での乗馬が終わった後、発酵した馬糞を頂いて田んぼに撒きました。

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一昨年まではオダ掛けした乾燥藁は田んぼで焼いて肥料にしていましたが、昨年は風来里のお馬さんに食べてもらいました。雑草は田んぼの泥に埋め込んで肥料に、そしてお米を人間が頂いた後、モミ殻は蒸し焼きにして燻炭に、ぬかはコンポストに混ぜて発酵の助けに、稲わらは馬に食べてもらって肥料として田んぼに返す・・・里山生活での緩やかなサイクルです。

春の芽吹き [季節]

八郷に移って来た年にお隣から背丈1mほどのクロモジの若木を頂きました。

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4回目の春を迎えた今年、私の背丈を遥かに超えて、初めての花を咲かせました。

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ジンチョウゲの挿し木もしっかり根付いたようです。


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まほろばの里から頂いて移植した山ブドウは、この冬の寒さで枯れてしまったかと思っていたら、

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朽ちたような幹の所々に薄紅色の新芽を吹いています。ツルが伸びる前に棚をしつらえるひと仕事が待っています。

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そこここにスミレが咲き始めて、満開の桜と入れ替わる様に、これから新緑の季節がやって来ます。

馬の背に乗って [遊び]

干支にちなんで、今年から夫婦で乗馬を始めました。

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今年の1月に新たにログハウスがオープンしたのを機に、牧場のオーナーが乗馬教室を始めてくれたからです。

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牧場は家から車で5分ほど、八郷の町を見下ろす山のなだらかなすそ野にあります。


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初回は引き馬に及び腰で乗っていた私たちも、調馬萗での練習を経て、

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今日は晴れてひとりで場内を回るまでになりました。


相手が生き物ですから、車の運転のように単に技術をマスターすれば良いというものではなく、馬が足を滑らせることもあれば、物音に驚いて急な動作をすることもあります。また体調や気分も日によって変わるので、馬と人がお互いの気持を汲みとることが大切です。

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私たち初心者の相手をしてかなりストレスが溜まっていたのか、鞍をはずしてもらったアトム君は、馬場で気持ち良さそうに砂浴びをしていました。

風来里馬小屋
https://sites.google.com/site/furariumagoya71616/

五年振りの台湾 [台湾]

先週木曜から一週間程、友人のMさんご夫妻を誘って台湾に行って来た。退職後台湾から日本に戻り、八郷に居を移してからは、未経験の里山生活に夢中になって、気が付いたらもう5年も台湾に足を運んでいない。

Mさんは台湾が初めてだが、4人ともそれなりの歳なので、欲張ってあちこち巡らずに、前半は台北や九份などの主だった観光地をゆっくり案内し、3泊4日のMさんご夫妻を空港に見送った後は、以前住んでいた新竹に足を伸ばして、台湾の友人と旧交を温めることにした。

(台北 初日)

故宮博物院で翡翠と青磁・白磁を観賞してから、少し先の原住民博物館に立ち寄った。ここは団体の観光客で溢れる故宮とは違って、静かに台湾原住民の生活文化を知ることが出来る。

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女性陣は民族衣装に釘付け。

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午後は板橋の林家花園へ。ここも樹木に囲まれた静かな場所だ。


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夕食は鼎泰豐、比較的待ち時間の少ない忠孝店に行ったのは良いが、ここは現金しか受け付けないのを忘れていた。明日は週末で銀行がお休みだというのに、何と200元少しを残して現金が底をついてしまった。

(台北 2日目)
今日は朝早くに電車で九份に出かけようと思っていたが、昨晩現金が底をついてしまって切符が買えない。宿泊しているホテルも換金できないというので、土曜も開いていると受付で教えてもらった台北101オフィスビルに行ってみたら、何と開くのは11時だと言われた。

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結局松山空港で台湾ドルを手に入れて、九份に着いたのはお昼前。入口付近の小吃店で魚丸湯と冬粉で腹ごしらえをして、基山街の長い坂道を登った。

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九份小学校下の阿柑夷芋圓に入ると同時に、大雨が窓ガラスを叩いた。にわか雨はすぐに上がり、眼前に九份の眺望が広がった。

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九份茶房で一服した。ここは日本語も通じて便利だが、有名になり過ぎて観光客がひきも切らずに出入りして、茶房本来の落ち着きが無くなってしまった。4時過ぎに台北に戻り、重慶北路の茶行に立ち寄った。台湾に住んでいた時に何度か来た茶舗だが、125年の歴史を持つ老舗ではゆっくり時間をかけて何種類かのお茶を頂きながら、茶葉を選ぶことができる。

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夕食は天香樓。このお店は従業員の教育がしっかりしており、予約客の名前がすべて頭に入っているので、入口で名前を言うとすぐに席に案内してくれた。看板料理だけあって東坡肉と龍井蝦仁が美味しい。

(台北3日目)
Mさん夫妻は今日で帰国する。午後のフライトまで時間があるので、朝食の後中正記念堂へ行った。

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快晴の青い空に日差しが強く、まるで初夏の様な陽気。気温は20℃近くある。

(新竹)

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夜7時過ぎ、元宵節の名残りのランタンが灯る新竹に着いた。


翌朝、朝ごはんを食べにバスで水源市場に行った。新竹に住んでいた頃は、毎週のようにこの市場に買い物に来た。台北のレストランの食事も美味しいが、市場や屋台で売っているいわゆる「外帯もの(お持ち帰りの軽食)」も台湾の代表的な食べ物として欠かせない。価格の安さと美味しさは特筆ものだ。

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市場の入口に横付けされた屋台では、以前と変わらぬまめさで、おばちゃんが葱抓餅を作っていた。

  「加蛋(卵入り)ね」

と頼む。

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飯團はソフトボール程の大きさのおにぎりに、好みの具と油條を入れたもの。これを食べたカミさん曰く、

  「これで今回の目的は達成したわ!」

日が経つにつれ、台湾にやって来たというより、帰って来たような奇妙な感覚に陥った。台北から新竹に入ると、その思いは益々強くなった。屋台から漂う匂い、オートバイの喧騒、冬でも緑を失わない南国の木々と暖かい日差し・・・見慣れた風景や友人たちが、5年前の記憶を鮮明に思い出させたからだろう。

駆け足の一週間の台湾滞在。久しぶりにあった台湾の友人たちからは「もう少し度々遊びにおいで」と言われた。

雪の笠間 [ちょっと遠出]

今年は雪が多い冬です。晴れ間を縫って、陶器を買いに笠間に出かけました。

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途中、地元で人気のお蕎麦屋さんへ。

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腰があってのど越しの良いおそばと、蕎麦がきのぜんざいを頂きました。

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笠間では友人へのお土産に陶雛をいくつか。雪景色の回廊です。

初日の出 [里山の生活]

辺りが白んで来た夜明け前、やっぱりじっとしていられずに初日の出を拝みに起き出した。
霜の降りた田んぼの畦に降りると、くっきりとシルエットを描く山の端から初日が昇った。

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たき火をしていた爺ちゃんが柏手を打ち、曲がった腰を更に曲げて朝日に向かって手を合わせた。高齢ながら黙々と農業を続けるご夫婦に、今年も自然の恵みが豊かであるようにと願わずにはいられない。

今年も皆様にとって良き年でありますように。

冬の幸 天草 [ちょっと遠出]

今週、天草に帰省しました。

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九州地方は生憎のお天気で、晴れた日には良く見える普賢岳も、今日は雲の中。

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家から歩いて5分程の漁港もひっそりと静まり返っていました。


それでも、海の幸は豊富です。

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久しぶりに包丁を取ってアジのたたきを作り、

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ガラカブ(かさご)やタイのあらで暖かい鍋を頂きました。


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ひと晩は出かけて、カミさんと気に入ったお寿司屋さんに。この時期カナギ(きびなご)が旬。ヌタで頂くお刺身は天草ならではのご馳走。普段は縁遠い新鮮な海の幸を満喫しました。

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帰る日はぐっと冷え込んで、熊本空港から望む阿蘇の山々も、うっすらと雪化粧をしていました。
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