休日の朝

休日の朝、


鎧橋を渡ります。外堀に覆いかぶさる首都高速道路。水面の上に空が無い・・・

平日の喧騒を離れた兜町は人気もなくひっそりとして

いつもは忙しさを縫って走る自転車もひと休み

通りかかった区立阪本小学校はたまたま公開日で、受付の人のお話では谷崎潤一郎が卒業した学校で、創立140年にもなるとか。

ビルに埋もれた緑に向かって、颯爽と走る自転車

写真をとりながらのんびり30分も歩くと八重洲に着きました。

コンクリートと鉄に覆われた東京から八郷に帰って田んぼに寄ると

すくすくと育つ稲の合間に水草がびっしり。ついこの間あんなに一生懸命に取ったのにとは思うけれど、可憐な花に罪はありません。

久しぶりの東京

昨日は昨年末にリタイアしたイギリス人の役員さんが来日するのをきっかけに、以前居た会社の人たちと4年振りに都内で会食をしました。

まだ5月だというのに、夏祭りの練習でしょうか。「ソイヤ、ソイヤ」と威勢の良い掛け声が裏路地に響きます。


東京タワーを真上に見上げる食事処のメインは豆腐懐石。

久しぶりに会う懐かしい顔ぶれに、話が弾みました。

その晩は都内で一泊して、


今朝は国立新美術館に足を運び

知人が出展している「新展」を観賞しました。

お昼を済ませてから、親戚の人から案内を頂いた作品展を見に銀座のギャラリーへ。

古いこのビルの入口にあるメガネ屋さんで、可愛い看板を見つけました。

それにしても八郷に住んで未だ三年ですが、たまに東京に出ると人いきれを感じるようになった今日この頃です。

古武道演武大会

牛ヶ淵のお濠に見事に張り出した枝・・・


春には空一面を薄桃色に染める桜も、未だ硬く蕾を閉じたままです。


今日は日本武道館へ出かけました。


ヒュンと空気を切り裂く真剣が


　　　　　　　　
　　　　　　　　　　藁束を

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　青竹を

一閃のもとに落とします。

素手も侮ってはいけません。


間合いを測って


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　逆手をとり

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　柔術で反します

　　　　　　　
　　　　　　　　沖縄古武術や

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薙刀も

数百年の長い歴史を綿々と受け継いできました。


観客席に目立つばかりでなく、演武をする指導者の中にも海外の人を見かけます。

つい先日、相撲で横綱の品格が問われただけに、海外の人たちに日本古来の武道の心がどのように受け継がれているのか、興味深い所です。

天王洲アイル界隈

久しぶりに仲間と会うため、天王洲アイルへやってきました。かつては倉庫が密集していたこの界隈も、臨海副都心の開発が進んだ後は見違えるようになりました。


モノレールの駅を降りると、


京浜運河沿いには芝浦方面まで高層ビルが続き、ビルの谷間にある荷積みのクレーンが、かつての桟橋の面影をかろうじて残しています。


夏は納涼の客で賑わう東京湾クルーザーも、冬の寒空の下でひっそりと停泊していました。