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育苗 [野良仕事]

八郷に来てから4回目の米作りです。これまでは育苗農家から稲の苗を買って植えていました。ただ、この苗箱は田植え機用に大量の種もみを撒くので、根が絡んで手植えするのに苦労します。そこで今年は育苗から自分たちですることにしました。

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先ず卵が浮くくらいの塩水を作り、

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そこに種もみ(昨年作ったお米)を入れて、浮いて来る痩せたモミを取り除きます。


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次に60度のお湯に5分間浸けて殺菌し終わったら


直ぐに冷水で冷やします。お湯の温度が低いと殺菌が不十分となり、反対に高すぎると発芽が順調に行かないので、温度管理は厳しくします。この後おふろの湯船に浮かして、40度程度で丸2日置いて発芽を促します。


ここまでできたら、次は屋外作業です。

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苗床に土を均等に入れて水で充分に湿らせたら

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準備したモミを1箱当たり100g程度撒き


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薄く土をかぶせて



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新聞紙で覆い、防虫網とビニールを被せます。日中は蒸れ過ぎないように風を通し、毎日の水やりも欠かせません。この状態で1週間ほどすると芽が出る予定です。


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コメント 2

やのか

ヒデさん、すごーい!!!お米作りも本格的になったんですね。温度管理とか、いろいろ手間がかかる作業でしょうが、一段とお米に愛情が湧きそうですね。無事芽たちが出てきて、元気な苗に育ちますように。
by やのか (2013-04-18 05:58) 

ヒデさん

やのかさん

田んぼがさほど広くないので、自分たちでやって見ることにしました。農家の人に聞くと、苗代のやり方も色々とあるようです。それにしても約1kgの種モミが秋の収穫では200kg以上になるのですから、縄文時代から弥生時代になって、稲作が古代人の生活にもたらした効果は、計り知れないものだったと実感します。
by ヒデさん (2013-04-18 16:29) 

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