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松本の湧水 [ちょっと遠出]

これまでは登山で遠方に出かけても山登りだけでトンボ帰りをしていましたが、今回は帰りのドライブが長いこともあって、下山後に松本の浅間温泉に一泊しました。翌日の早朝、市街を散策すると

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未だ9月の頭とはいえ、山々に囲まれた標高600mの街は涼しく

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しばらく松本城のお堀端を歩いた後、


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お城から1km程南に下った「源智の井戸」に立ち寄りました。ここは平成の名水百選にも選ばれた湧水で、早朝から水汲みに訪れる人が絶えません。

北アルプスの豊富な雪は天然の貯水で、雪解け水を利用した安曇野の山葵田などが知られていますが、女鳥羽川と薄川の複合扇状地の上にある松本市街では、至る所で豊富な湧水が得られます。

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町名にも湧水に由来したと思しきものを見かけます。


源智の井戸は戦国時代末期に小笠原氏によって城下町が作られる以前から利用されていた井戸で、松本の酒蔵は皆この湧水を使っていたそうです。飲んでみると非常に当たりの柔らかい水でした。

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水量も多く、溢れた水は水路となって路地を流れて行きます。


私たちが生活に利用できる淡水は地球上に存在する総水量の0.8%だそうですから、このように豊富な良質の水がふんだんに利用できるのは、本当に恵まれた環境だと思います。

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