会津へ [ちょっと遠出]
先週は那須、裏磐梯へ出かけました。
那須連山を周回して北の会津側に出ると、深い雪に覆われた三本槍岳が青空にくっきりと浮かんでいました。
除雪された道端にまだ1m以上も雪が積もっている山道を2時間ほど走って、
「からむし織の郷(昭和村)」に着きました。イラクサ科の植物「からむし」は大麻と並んで麻織物に使われますが、沖縄の芭蕉等に比べると少し薄くて柔らかい感触がします。
この日は裏磐梯に向かい、学生時代からの友人Nさんご夫婦が営むペンションに泊りました。昨年の震災以降苦労が多いことでしょうが、そんなことはおくびにも出さず明るく迎えてくれました。
早朝、散歩した曽原湖畔から眺める磐梯山。春の訪れとともに、長く氷に閉ざされた湖面も緩み始めました。
翌日はNさんに薦めてもらった柳津美術館で斎藤清さんの版画を観賞しました。和紙に刷りこまれた版画の柔らかい色合いと肌合いが何ともいえず、画題とも相まって暖かい気持ちになりました。
その後会津若松へ。
ひと通り名跡を廻った後、
末廣酒造の酒蔵を見学
家路につきました。
気候が温暖な八郷に比べると、長く雪に閉ざされる東北の村落は趣が異なり、長い歴史の中で文化や人の心にも大きな影響を与えたことと思います。
那須連山を周回して北の会津側に出ると、深い雪に覆われた三本槍岳が青空にくっきりと浮かんでいました。
除雪された道端にまだ1m以上も雪が積もっている山道を2時間ほど走って、
「からむし織の郷(昭和村)」に着きました。イラクサ科の植物「からむし」は大麻と並んで麻織物に使われますが、沖縄の芭蕉等に比べると少し薄くて柔らかい感触がします。
この日は裏磐梯に向かい、学生時代からの友人Nさんご夫婦が営むペンションに泊りました。昨年の震災以降苦労が多いことでしょうが、そんなことはおくびにも出さず明るく迎えてくれました。
早朝、散歩した曽原湖畔から眺める磐梯山。春の訪れとともに、長く氷に閉ざされた湖面も緩み始めました。
翌日はNさんに薦めてもらった柳津美術館で斎藤清さんの版画を観賞しました。和紙に刷りこまれた版画の柔らかい色合いと肌合いが何ともいえず、画題とも相まって暖かい気持ちになりました。
その後会津若松へ。
ひと通り名跡を廻った後、
末廣酒造の酒蔵を見学
お昼御飯に名物「輪箱(わっぱ)飯」を頂き、
老舗のお菓子屋さんでお土産を買って
家路につきました。
気候が温暖な八郷に比べると、長く雪に閉ざされる東北の村落は趣が異なり、長い歴史の中で文化や人の心にも大きな影響を与えたことと思います。
2012-04-01 21:31
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コメント(2)
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八郷と会津は気候が全然、違うのですね
気候の差は人格形成にも影響しそうですね
暖かい所に育った私は、我慢が足りません
いつもながら、すばらしい旅行記、ありがとうございます
知識がないと、書けません
by springnana (2012-04-03 10:12)
springnanaさん
旅先で紹介して頂いた「からむし織」も、斎藤清さんの版画も、今回の旅で初めて見ましたが、どちらも素晴らしいものでした。まだまだ知らないことがいっぱいあります。
by ヒデさん (2012-04-03 15:17)