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炭俵 [もの作り]

今日、久しぶりに義爺さんの炭焼き小屋へ行くと、義爺さんは風通しの良い土間に置いた椅子に腰掛けて、気持ち良さそうにのんびりとしていました。木を切らないこの時期なので、朝の早い時間に林の下草刈りなどを済ませると、後は少しのんびりです。話をしていると後ろの棚に積んである小さな炭俵が目にとまりました。

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義爺さんの奥さんが、野原に生えている腰高ほどの草を天日干しして、縄をなって編んだ俵です。大層手間がかかるので、一日に10個ほどしか編めませんが、青々とした藁は打ったばかりの畳のような色合いです。

今では袋や段ボール箱に入って売られている炭ですが、私たちが子供の頃は、四貫目ほどの炭がコモ俵に入れられて売られていました。労を惜しまない手作りのものは、美しい形をしています。

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