益子 [ちょっと遠出]
今日は陶芸の町益子へ出かけました。益子は近現代の日本を代表する陶芸家の一人である濱田庄司がイギリスから帰国して、田園での生活を望んで終生の住みかとして選んだ土地です。
最初に「益子参考館」へ行きました。益子陶芸の歴史や全体像が判るからです。美術館や陶芸館という名前ではなく参考館という少し変わった名前をしているのは、濱田庄司自らが世界各国から蒐集して製作の参考とした品々を展示しているからです。これらのほかにも自身の作品や、朋友である河井寛次郎、バーナード・リーチらの作品を展示しています。
長屋門の入口をくぐると
大谷石造りの蔵に、西洋、オリエント、アジアからの蒐集品が展示されています。
石造の立つ石段を登ると、長屋門を利用した濱田庄司館があり、
ガラス障子越しに光の入る小さな部屋にルーシー・リーやバーナード・リーチの作品が展示されていました。
そこから更に奥に進むと、上ん台(うえんだい)と呼ばれた濱田庄司の別邸があります。
見事な鴨居が貫く古民家は、隣町から移築したものです。
土壁にある奇妙な文様のことを尋ねると、塗り壁から蛾が孵化して飛び立った跡だと聞いて驚きました。父親が濱田庄司の職人だったという女性は、もう30年近くもこの建物の管理をしているそうですが、つい先日そのことを館長から聞かされて知ったそうです。古民家の壁から一斉に羽化した蛾が飛び立つ光景は恐ろしくも幻想的だったでしょう。
日当りの良い窓辺でコーヒーを頂いてしばらく暖をとり
工房や登り窯を見学して館を辞しました。
益子の町外れの林の中にポツンと佇むレストランで昼食を頂き
再び町中に戻ってお目当てのギャラリー「Starnet」と「G+00 (G plus two naughts)」へ立ち寄りました。どちらも斬新なデザインの新進作家の作品を取り扱っているお店です。
週末の三連休で人が多いかと心配しましたが、冷え込みの厳しいこの時期は来訪者も少なく、ゆっくりと陶芸作品を楽しむことが出来ました。
『益子参考館』 栃木県芳賀郡益子町益子3388 TEL 0285-72-5300
レストラン 『猫車』 栃木県芳賀郡益子町下大羽463 TEL 0285-72-4376
ギャラリー『Starnet』 益子町益子3278-1 TEL 0285-72-9661
ギャラリー『G+00』 益子町城内坂115 TEL 0285-72-0098
最初に「益子参考館」へ行きました。益子陶芸の歴史や全体像が判るからです。美術館や陶芸館という名前ではなく参考館という少し変わった名前をしているのは、濱田庄司自らが世界各国から蒐集して製作の参考とした品々を展示しているからです。これらのほかにも自身の作品や、朋友である河井寛次郎、バーナード・リーチらの作品を展示しています。
長屋門の入口をくぐると
大谷石造りの蔵に、西洋、オリエント、アジアからの蒐集品が展示されています。
石造の立つ石段を登ると、長屋門を利用した濱田庄司館があり、
ガラス障子越しに光の入る小さな部屋にルーシー・リーやバーナード・リーチの作品が展示されていました。
そこから更に奥に進むと、上ん台(うえんだい)と呼ばれた濱田庄司の別邸があります。
見事な鴨居が貫く古民家は、隣町から移築したものです。
土壁にある奇妙な文様のことを尋ねると、塗り壁から蛾が孵化して飛び立った跡だと聞いて驚きました。父親が濱田庄司の職人だったという女性は、もう30年近くもこの建物の管理をしているそうですが、つい先日そのことを館長から聞かされて知ったそうです。古民家の壁から一斉に羽化した蛾が飛び立つ光景は恐ろしくも幻想的だったでしょう。
日当りの良い窓辺でコーヒーを頂いてしばらく暖をとり
工房や登り窯を見学して館を辞しました。
益子の町外れの林の中にポツンと佇むレストランで昼食を頂き
再び町中に戻ってお目当てのギャラリー「Starnet」と「G+00 (G plus two naughts)」へ立ち寄りました。どちらも斬新なデザインの新進作家の作品を取り扱っているお店です。
週末の三連休で人が多いかと心配しましたが、冷え込みの厳しいこの時期は来訪者も少なく、ゆっくりと陶芸作品を楽しむことが出来ました。
『益子参考館』 栃木県芳賀郡益子町益子3388 TEL 0285-72-5300
レストラン 『猫車』 栃木県芳賀郡益子町下大羽463 TEL 0285-72-4376
ギャラリー『Starnet』 益子町益子3278-1 TEL 0285-72-9661
ギャラリー『G+00』 益子町城内坂115 TEL 0285-72-0098
2011-01-09 20:49
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