南アルプス [山登り]
先週末から南アルプスの甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に登って来ました。
梅雨明けのこの時期、山は一斉に繰り出す登山客であふれています。登山口に向かう乗合バスもご覧の通り。
梅雨明けのこの時期、山は一斉に繰り出す登山客であふれています。登山口に向かう乗合バスもご覧の通り。
初日は北沢峠からシラビソやコメツガの樹林帯を抜けて甲斐駒ケ岳に向かいます。
尾根道を伝って双児山に登りきると、荒くれた岩肌の駒ケ岳がその姿を見せました。
駒津峰から痩せ尾根を更に進んで最後の岩場を小一時間ほど直登して
ようやく山頂に着きました。
昼食の後、摩利支天への巻き道を下り
振り返ると目の前に山頂に至る岩峰が屏風のように迫りました。
長い岩場の下りで疲れた脚に追い打ちをかけるように、仙水峠の長いガレ場が続きます。
ようやく峠に戻って、今夜の宿は長衛荘。車の入る山小屋は、都会のちょっとしたレストラン並みのメニューがそろっています。
翌日は早朝5時に宿を出発し、尾根道を3時間ほど登って小仙丈ケ岳に辿り着くと、僅かに雪渓が残る小仙丈沢カールが目の前に広がりました。
ここまで来れば山頂まで後わずかです。
山頂で昼食を楽しむ間に、沢から吹き上げる風に乗って、薮沢カールに雲が湧き始めました。天候が崩れる前に馬ノ背からのトラバースルートを辿って再び大滝ノ頭へ向かいます。
北斜面の薮沢にも融け残った雪渓がありました。
花の豊富な南アルプスは、ピークを過ぎたこの時期でも、少しばかり残ったシャクナゲの他にも
岩陰など所々に咲く高山植物が、登山の疲れを癒してくれました。
2012-07-30 20:29
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コメント(2)
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お疲れ様でした。甲斐駒の雄姿、いつも清里から眺めています。
お天気がとても良かったようですね♪ バスや山小屋など、この時期の混みようは大変なものです。
混んでいる小屋が苦手でいつもテント山行でしたが、そろそろ体力的にしんどくなってきました(苦笑)。
by pito-kapi (2012-07-31 22:48)
pito-kapiさん
お陰さまで天候に恵まれました。小屋泊まりが日曜の夜だったので、多少救われました。前日は北沢峠への乗合バスが17台も繰り出したそうです。軟弱な私は小屋泊まりの軽荷の誘惑に勝てず、テントはお蔵入りのままです。。。
by ヒデさん (2012-08-01 15:52)