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小銭入れ [無題]

15年前スペインに行った時に、セビリアのお店でたまたま見つけたDavid Jones のお財布。

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キーホルダーがついてお札と小銭が入る上に、三つ折りにすればポケットに入る便利さもあってずっと愛用してきました。ブランドに全く疎い私は「さすがスペインの革製品は丈夫だなぁ」などと思っていたのですが、どうやらオーストラリアのメーカーだったようです。

ま、それはともかく、長年綿パンやジーンズのポケットに入れて使っていたので、ここ数年はさすがに痛んで、小銭が縫い目のほころびから飛び出してきたりしたので新しいものを探していました。

デパートやかばん屋さん、文具店など、通りすがりにそれらしいお店があると立ち寄って探すのですが、同じような機能のものが見当たらず、いっそのこと自分で作ってみようかなどと考えていました。

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ところが数日前、カミさんが横浜に出かけた時に、偶然見つけたといって買ってきてくれました。日本のHarvest Corporation の製品で、サイズと機能はほぼ同じ、皮が少し厚めです。

「はい、父の日のプレゼント!」

私はカミさんの父ちゃんじゃあないのですけれど、大喜びで頂きました。


災害時にいち早くボランティアにかけつける若者が多くいるという一方で、親元から通えることを優先して就職先を選ぶ大学生、海外赴任をしたがらない若手社員、働くよりも収入の良い生活保護を選ぶ若者がいるという現実・・・時代と共に価値観が変わるのは常とはいうものの、新しい財布を手にしながら、これが使いこまれて良い肌合いになる頃、日本はどんな価値観の社会になっているのかなという疑問がふと頭の片隅をよぎりました。

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